父と母。

 土曜日に実家に泊まった。父はマージャンに行ってるから夜中の12時か1時くらいやろぉ〜との事。
母と話す事 数時間。1時になるも帰ってこない父。母はいつものごとく、もぉ〜っとブツブツ文句を言いつつ
心配し続ける事の大変さを私に語った。

 マンションの11階に暮らす父と母。
昔から、飲んだりマージャンだったりで、母に心配かけどうしの父。血まみれで倒れていた事もあったり
どこか分からなくなった事もあったり・・・。

 心配しつつも、何時になるか分からないから、寝ようと母。母は、どんなに心配しても簡単には電話はしない。
布団に入るものの気になりつつ、夜中の3時に目が覚めても父はまだ帰っていない。気になって、一度マンションの外に
出て、ぐるりと1周歩いてみたけど、父は倒れていなかったので、ちょっと安心して又布団に戻る。
 何か気配で5時近くに目が覚めると、母がウロウロしており、父が帰って気配があったと。しかし、即効寝てしまったみたい
だとの事。取りあえず、安心して私らも寝た

 で、朝、私が目が覚めた時には母は朝ごはんを準備してくれていた。
それから数時間後起きてきた父に、私は「何時に帰ってきたとよぉ〜〜〜!!。」と文句を言ったが、
あんなに心配して、文句も言っていた、母の父に対する態度は責める様子はなく、攻めるどころか、なぜか穏やかだった。

 きっと、とことこと、普通に起きてきた父の姿に安堵したんだろなぁ〜。

 父と母の波乱万丈な人生と重なり、色々と思う所ある朝でした。