衝撃の結末

 最近めっきり寝起きが悪くなった私。朝は目覚まし時計と2〜30分は格闘している。その横で、すこぶる寝起きの良い長女は、ほぼ毎日少しカーテンを開けて、その光の中で本を読んでいる。
 で、目覚ましと格闘中の私に本を読みながら長女が「ねぇ、お母さん。亀って山を登るのに3年かかるって知ってた?」と。ぼへぇ〜〜っとした頭で、「はぁ〜、亀って大変やねぇ。」とぼそぼそと返事。娘はこんな話をしてくれました。

 あるところに、お父さんお母さん息子の3人家族の亀がいました。お母さんがある日「山にピクニックに行きましょう。」と言い出し、準備を始め、サンドイッチと、色んな缶詰を持って、3年かけて山につきました。がっ!!!何と缶きりを忘れてしまって、両親は息子に「すまないけど、缶きりを取ってきておくれ。ご飯は食べずにまっているから・・。」息子は渋々、森の中に入っていきました。で、一年たった頃お母さんが「お腹すいたわねぇ〜。サンドイッチ食べちゃいましょうか?」しかし、お父さんが駄目だ!!と。2年たった時、お父さんが「お腹すいたなぁ〜、少しだけサンドイッチ食べちゃうか!。」今度はお母さんが駄目駄目!!さらに3年たった時、さすがにもうすぐ息子も帰ってくるだろうし、ちょっとだけサンドイッチ食べちゃおうと、二人で話していると、森の中から息子が飛び出してきて、「ずるいや!!!食べずに待ってるって言ったじゃないか!!僕、ここで、ず〜っと見張っていて良かった!!。」

 えぇぇ〜〜〜〜〜っっっ!!!!!!何という結末。お陰でしっかり目が覚めました。